リンナイ グリレとデリシアを徹底比較!どちらがあなたに向いているか解説
この記事を読むと分かること
- グリレとデリシアのポジション・機能・天板素材の違いを一覧表で把握できる
- 強火力・大型グリル重視ならグリレ、大バーナーを含めたオート調理や60cm幅が要るならデリシア、という選び方の基準がわかる
- アプリ連携(+R RECIPE)はグリレも対応しているという、間違えやすい点がわかる
- ガスコンロ交換の業者選びで失敗しないためのポイントと東京ガスが安心な理由がわかる
グリレとデリシアはどんなビルトインコンロ?基本情報を確認しよう
同じリンナイのビルトインコンロなのに、「グリレ」と「デリシア」の違いがよくわからない方は多いでしょう。実はこの2つはコンセプトが大きく異なり、向いているユーザー層も違います。
この記事では、リンナイグリレとデリシアを、リンナイ公式の比較表と製品ページで確かめられる項目だけで並べ、どちらがどんな人に向いているかを解説します(2026年9月6日確認)。
リンナイ グリレ(GRILLER)とは
リンナイのグリレは、その名の通り「グリル調理」と「強火力調理」に特化したビルトインコンロです。2024年末に「デリシアグリレ」から「グリレ」へリブランドされたモデルです。
グリレの最大の特徴は以下の3点です。
第一に、フラットメタル天板です。リンナイ公式の仕様一覧の表記は「トッププレート:フラットメタル天板(カラーはシルバー)」で、ガラストップではありません(2026年9月22日確認)。フラットな表面とステンレス鋳物のごとくによって、大型の鍋類やダッチオーブンなど重い調理器具を置いても安定します。
第二に、超強火力バーナーです。最大火力は約4,510kcal/h(約5.25kW)と、リンナイラインナップの中でも最大級の火力を誇ります。中華料理や、大量の食材を一気に炒めるような調理で、デリシア(4.20kW)を上回る火力を発揮します。
第三に、大型グリル庫・スモークオフです。グリル庫はダッチオーブンや大型の魚も入る広い設計で、スモークオフ機能を搭載しています。公式の説明は「スモークオフはグリルのニオイや煙を焼き切ります」で、削減率の数値は公開されていません(2026年9月6日確認)。グリル調理を常用する方に向いたモデルです。
グリレ単体の仕様をもう少し細かく見たい方はリンナイ グリレ(GRILLER)の特徴7選|国内最大火力5.25kWの実力を徹底解説を、スモークオフが実際にどこまで効くのかはリンナイ スモークオフの効果とは?実際の口コミ・評判と競合機能との比較をご覧ください。
リンナイ デリシア(DELICIA)とは
デリシアはリンナイのフラッグシップモデルです。イタリア語で「喜び」を意味する「デリシア」の名の通り、毎日の調理を「それ自体が喜び」に変えることをコンセプトにしたモデルです。
デリシアの主な機能は以下の通りです。
第一に、スマホアプリ連携・400種類以上のオートクックです。料理研究家・プロのシェフなどが監修したレシピをスマホのアプリ「+R RECIPE」でダウンロードし、コンロと連携して自動調理できます。初心者でもプロの味を再現できると評判です。
第二に、専用調理器具のザ・ココットです。グリル内とコンロ上で使え、無水調理やオーブン料理ができます。グリル庫内の汚れを抑えるココットプレートも付属します。
ただしこれはデリシア専用ではありません。リンナイ公式の比較表では、グリレもザ・ココット・ココットプレート・トースト・ピザプレートが付属となっています(2026年9月6日確認)。器具の有無では2機種は分かれません。
第三に、ガラストップの天板とカラー展開です。天板はドイツ・ショット社製の高品質ガラス(ベベルエッジ)で、ピアノブラック・シルバーなど選べるカラーが豊富です(リンナイ公式の比較表・2026年9月22日確認)。
なお、グリル部の「遠赤外線セラミックバーナー」はデリシアだけの機能ではありません。リンナイ公式の仕様一覧では、デリシア・グリレ・リッセの3シリーズとも搭載と記載されています(2026年9月22日確認)。グリルの焼き方そのものでは、この2機種は分かれません。
なお、グリレとデリシアはどちらも上位機種で、定価差よりも割引率と工事費の内訳のほうが最終的な支払い額を左右します。関東圏にお住まいなら、申し込みから工事まで一社で完結する「東京ガスの機器交換」で両方の見積もりを取っておくと、比べる基準ができます。
グリレとデリシアの機能を徹底比較
| 項目 | リンナイ グリレ | リンナイ デリシア |
|---|---|---|
| コンセプト | 強火力・グリル特化 | スマート調理・アプリ連携 |
| 天板素材 | フラットメタル天板(シルバー) | ガラストップ |
| 最大火力 | 約4,510kcal/h(約5.25kW・都市ガスのみの仕様) | 約4.2kW級 |
| グリル | 遠赤外線セラミックバーナー・スモークオフ・ダッチオーブン対応 | 遠赤外線セラミックバーナー・スモークオフ |
| オートクック・アプリ連携 | 対応(ただしアプリは大バーナーでは使えない) | 対応(バーナーの限定なし) |
| 付属する専用調理器具 | ザ・ココット・ココットプレート・トースト・ピザプレート | ザ・ココット(またはザ・ココットラウンド)・ココットプレート |
| カラー展開 | 黒天板系(限定的) | 豊富(ピアノブラック・シルバー等) |
| 幅60cm対応 | なし(75cmのみ) | あり(ただし60cmは3V乾電池タイプのみ) |
| 感震停止機能 | 標準搭載 | 標準搭載 |
天板素材の大きな違い
グリレとデリシアの最も目立つ違いは天板素材です。
グリレのフラットメタル天板は金属の天板で、インテリアとしての見た目よりも実用性を重視したコンセプトです。大型の鍋類や重いダッチオーブンも安定して置けます。ガラスと違って割れる心配がないのも安心です。
デリシアのガラストップはドイツ・ショット社製の高品質ガラス(ベベルエッジ)で、拭き掃除がしやすくインテリア性も高いです。カラー展開も豊富で、キッチンのデザインに合わせた選択ができます。ただしガラスは極端なショックによる割れのリスクがフラットメタルに比べると大きいです。
天板と同じく毎日触るのが五徳です。グリレはステンレス鋳物、デリシアはピュアステンレスまたはホーローで、手入れの手間が変わります。素材ごとの違いはビルトインコンロのステンレスとホーローはどっちがいい?天板・五徳素材を徹底比較にまとめました。
火力の比較
火力面ではグリレが大きな優位性を持っています。グリレの最大火力は約4,510kcal/h(約5.25kW)で、デリシアの強火力バーナー(約4.2kW級)を大きく上回ります。
「中華調理で大火力を使いたい」「大量の食材を一気に炒め上げたい」「プロに近い火力で調理したい」という方にとっては、この1kW弱の差が大きく効いてきます。
一方、デリシアの火力は標準的なレベルですが、オートクック機能や遠赤外線グリルにより、「多彩な機能でおいしく焼き上げる」ことを目指した設計です。
グリル機能の比較
グリレのグリルは容量が大きく、ダッチオーブンや大型の魚なども利用できます。スモークオフでニオイや煙を焼き切る点もデリシアと共通です(何%カットという数値は公式にありません)。グリル専用のオートトースト機能も備えており、ボタン一つで熱々のトーストができます。
デリシアのグリルも遠赤外線セラミックバーナーを搭載しています。ここは差になりません。リンナイ公式の仕様一覧では、遠赤外線セラミックバーナー・水無し両面焼・オートグリル・パノラマワイドグリル・スモークオフのいずれも、デリシアとグリレの両方に記載されています(2026年9月22日確認)。
グリルで分かれるのは焼き方ではなく庫内の使い方です。ダッチオーブンや大型の魚を入れたいならグリレ、そこまでの大きさが要らないならデリシアで足ります。
オートクック・アプリ連携の比較
ここは差になりません。グリレもアプリ連携に対応しています。リンナイ公式の「+R RECIPE」ページの対応機種には、DELICIA(AC100V電源タイプ・3V乾電池タイプ)・GRILLER(グリレ)・Lisse(リッセ)の4つが並んでいます(2026年9月6日確認)。グリレの製品ページの比較表も、スマホアプリ連携はグリレ・デリシア・リッセの3機種とも「対応」です。
ただし、グリレにはひとつだけ限定があります。公式の注記に「アプリはグリレの大バーナーでは使用できません。(中・小バーナー、グリルに対応)」とあります。つまり「アプリが使えるか」ではなく、「強火力の大バーナーでもオート調理したいか」が分かれ目です。大バーナーをオートで使いたいならデリシア、大バーナーは自分で振るならグリレで問題ありません。アプリからレシピを選んでコンロに送信するだけで自動調理が完了する価値は、「料理が苦手な人」「料理が好きだが時間がない人」にとって大きなメリットです。
「グリレはアプリ非対応」と書いてある情報を見かけたら、古いか誤りです。検討中の型番の機能一覧で確かめてください。
口コミではなく、公式で確かめられる条件で比べる
この2機種は、口コミを集めるよりもリンナイ公式の比較表を見るほうが確実です。公式サイトの「比較する GRILLER / DELICIA / Lisse」に、次の項目が並んでいます(2026年9月6日確認)。
| 公式の比較項目 | グリレ | デリシア |
|---|---|---|
| トッププレート(天板) | フラットメタル天板(シルバー) | ドイツ・ショット社製の高品質ガラス(ベベルエッジ) |
| ごとくの形状・素材 | ステンレス鋳物 | ピュアステンレスまたはホーロー |
| 最大火力(13A) | 5.25kW(家庭用最大級) | 4.20kW |
| スマホアプリ連携(+R RECIPE) | 対応 | 対応 |
| 天板の幅 | 75cm のみ | 60cm/75cm(60cmは3V乾電池タイプのみ) |
※ リンナイ公式サイトのグリレ製品ページ(2026年9月6日確認)。最大火力の5.25kW(4,510kcal/h)は大バーナー・ガス種13A・12Aの値で、LPガスの場合は4.65kW(4,000kcal/h)と記載されています。
口コミではなく、この表のどの行が自分にとって重いかで選んでください。とくに「天板の幅」は後から変えられない条件なので、キッチンの開口幅を先に測ってから機種を見るのが順序として安全です。
グリレとデリシア、どちらを選ぶべき?タイプ別おすすめ
グリレをおすすめする人
グリレは「強火力で本格的な調理をしたい人」「グリルを頻繁に使う人」「割れない天板を求める人」に特に向いています。
- 中華調理や大量調理を頻繁にする方
- ダッチオーブンや大型の魚をグリルで使いたい方
- 割れる心配のないフラットメタル天板とステンレス鋳物のごとくを重視する方
- 大バーナーは自分で火加減を見る、と割り切れる方(アプリのオート調理は中・小バーナーとグリルで使えます)
特に60cm幅のキッチンへの交換を希望する場合はデリシアを選ぶ必要があります(グリレは75cmのみ対応)。
デリシアをおすすめする人
デリシアは「大バーナーを含めてオート調理を使いたい人」「カラー・デザインを重視する人」「60cm幅のキッチンに入れたい人」に特に向いています。
- 料理が苦手または忙しくて手間をかけたくない方
- ガラストップのインテリア性を求める方
- 60cm幅・75cm幅の両方のキッチンで利用したい方
- ガラストップの拭き取りやすさを重視する方(なおザ・ココットはグリレにも付属するので、デリシアを選ぶ理由にはなりません)
どちらでも大差ない場合
日常的な煮炊き・炒め物だけならどちらも十分です。大きな違いが出るのは「強火力・大型グリルを使うか」「アプリ連携・オートクックを使うか」の2点です。この2点で迷わない場合は、アフターサービスや在庫状況、価格で選んでも問題ありません。
ガスコンロ交換で失敗しない業者選びの注意点
コンロを選んだ後、もう一つ重要なステップが「業者選び」です。コンロの性能がどんなに優れていても、施工の質が悪い場合には必ず後悔するからです。
資格保有の確認が必須
いまと同じ位置のガス栓につなぎ替えるだけなら、資格は要りません。ガス栓を増設する、位置を変えるといった工事が入るときに「簡易内管施工士」が必要になります(国家資格ではなく、ガス事業者等の認定です)。見積もりのときは資格名を並べさせるのではなく、「この工事でガス栓を動かしますか」「動かすなら、誰のどの資格で施工しますか」の2つを聞いてください。
「10年保証」は年数ではなく範囲で見る
メーカーが公表しているのは「設計上の標準使用期間」と「補修用部品の保有期間」で、故障が増える年数を出しているメーカーは見つかりません。リンナイはビルトインガスこんろの整備用部品を製造打ち切り後10年、ノーリツはこんろの補修用性能部品を製造打ち切り後5年保有すると公表しています(2026年9月確認)。起算点は買った日ではなく、その型番の製造が打ち切られた日です。
保証で見るのは年数ではなく範囲です。「何が対象外か」「出張費と部品代が含まれるか」「保証してくれる先が、保証の期間だけ残るか」の3つを確認してください。保証は、保証する会社が存在していて初めて意味を持ちます。
保証書は捨てずに、窓口の電話番号と対象外の項目だけ先に確認しておいてください。
東京ガスの機器交換が安心の第一選択肢
関東圏にお住まいの方には、東京ガスの機器交換サービスが有力な選択肢です。東証プライム上場の大手インフラ企業が運営しているため、会社の継続性という点で読みやすく、グリレ・デリシアのどちらにも対応しています。
対応エリアはガスの供給エリアとは別で、商品ごとに市区町村単位で決まります。東京ガスから都市ガスを買っていない住所でも対象になることがあるので、公式サイトで自分の住所を確認してください。
まとめ:グリレとデリシア、どちらがあなたに向いている?
リンナイグリレとデリシアは、同じリンナイのハイグレードモデルとして並ぶ存在ですが、コンセプトは大きく違います。
強火力・大型グリル・耐久性を求めるならグリレ。フラットメタル天板と超強火力は、本格的な調理好きな方のために設計されたコンロです。
アプリ連携・オートクック・専用アクセサリーが欲しいならデリシア。ただしアプリ連携自体はグリレもリッセも対応しています。デリシアだけの利点は、大バーナーを含めてオート調理が使えることと、60cm幅を選べることの2点です。
どちらを選んでも、信頼できる資格保有業者に交換を依頼することをお忘れなく。関東圏の方には東京ガスの機器交換が安心の選択肢として強くおすすめです。
ガスコンロ交換おすすめサービス一覧
東京ガスの機器交換
首都圏に都市ガスを供給する東京ガスのサービスで、申し込みから工事まで一社で完結します。Web専用のオンライン販売に絞って価格を抑えており、工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当します(2026年9月20日時点・東京ガス公式より)。
ガスコンロの交換はこちら