リンナイ グリレのデメリットは?口コミ・評判・メリットを徹底解説

この記事を読むと分かること
  • リンナイ グリレのデメリット6つと購入前に確認すべき注意点
  • 実際に使っているユーザーの口コミ・評判(良い点・気になる点の両方)
  • グリレに向いている人・向いていない人の判断基準

リンナイ グリレ(GRILLER)とはどんなガスコンロ?

リンナイ グリレ(GRILLER)は、リンナイのビルトインガスコンロで最も価格の高いモデルです。2024年11月11日にリンナイが発表し、同年12月16日に発売した10年ぶりのモデルチェンジ機で、希望小売価格は税込435,050円(税抜395,500円)です(リンナイ公式ニュースリリース・2026年9月18日確認)。「グリレのデメリットは何?」と気になっている方も多いでしょう。この記事では、リンナイが公表している仕様と、口コミに出てくる使用感の両方から、グリレのデメリット・注意点を正直に解説します。
リンナイ公式のラインアップでは、最上位モデル(フラッグシップ)はデリシア(DELICIA・税込350,900円〜)で、リッセ(Lisse・税込270,600円〜)がミドルグレード、センス(SENCE・税込173,800円)は「コスパに優れた普及グレードの定番機」と説明されています。グリレ(GRILLER・税込435,050円)はこの序列の外にある「火力にこだわる料理好きのための本格特化モデル」で、価格だけを見ればラインアップ中で最も高くなります(リンナイ公式サイトの希望小売価格・2026年9月18日確認)。

グリレの主な機能・スペック一覧

グリレの強火力バーナーは、都市ガス13A・12Aで5.25kW(4,510kcal/h)、LPガスで4.65kW(4,000kcal/h)です。リンナイは発売時のニュースリリースで「国内家庭用コンロとして最大火力のバーナー」と説明しています(2024年11月11日・2026年9月18日確認)。天板はフラットメタル(アルミ素材)で幅75cmのみ、ごとくはステンレス鋳物、型式はRHS71W34ALRSL(強火力バーナー左)とRHS71W34ALRSR(同右)の2つです。専用調理器具のザ・ココット・ココットプレート・トースト・ピザプレートは標準で同梱されます。ほかに、レシピアプリ「+R RECIPE」連動のオート調理、グリルオートメニュー、レンジフード連動、タイマー、温度調節などを備え、2025年度グッドデザイン賞を受賞しています。
なお、グリレの弱点が自分にとって致命的だと分かった場合は、最上位モデルのデリシア(税込350,900円〜)や、ミドルグレードのリッセ(税込270,600円〜)が候補になります。どちらも最大火力は4.20kWで、グリレの5.25kWには届きません。支払い額は割引率と工事費の内訳で変わるので、対応エリアにお住まいなら、申し込みから工事まで一社で完結する「東京ガスの機器交換」で候補をまとめて見積もってもらうと比べやすくなります。

グリレの口コミ・評判を徹底調査

グリレについてよく挙がる評価と不満を、リンナイが公表している仕様で説明できる範囲にそろえて整理します。

評価されている点と、その理由

炒め物の仕上がりが変わるのは、食材を入れたときに落ちた鍋の温度が早く戻るためです。グリレの強火力バーナーは5.25kW(都市ガス13A・12A)で、デリシア・リッセの4.20kWより1kW以上大きくなります(リンナイ公式・2026年9月19日確認)。
ごとくはステンレス鋳物で、3つが1つの大きな面になるように配置されています。鍋の脚が枠をまたいでも荷重が分散するため、大鍋や中華鍋を振っても傾きにくくなります(リンナイのニュースリリース・2024年11月11日)。
グリルの掃除が軽くなるのは、ザ・ココットやココットプレートを使うと食材の脂が器具の中に留まり、グリル庫内と焼き網に直接落ちないためです。庫内を洗う作業が、器具を洗う作業に置き換わります。
同梱のザ・ココットはふた付きの鍋で、コンロ上とグリルの両方で使えます。リンナイは無水調理・蒸し調理・オーブン調理・パンのリベイクに対応すると説明しています(リンナイ公式・2026年9月19日確認)。
ガス自動炊飯は、鍋底の温度をセンサーで見ながら火加減を自動で切り替える機能です。ガス火は加熱の立ち上がりが速く、同じ水加減でも沸騰までの時間が短くなるため、炊き上がりの食感が電気炊飯器と変わります。
以上をまとめると、グリレで効いてくるのは「強火力バーナー」「グリル用の同梱器具」「ガス自動炊飯」の3つで、いずれも上位機との差が仕様の数字や装備で説明できる部分です。なお、グリレの総合評価点を公表している一次情報は、2026年9月18日時点で確認できませんでした。裏づけのある評価としては、2025年度グッドデザイン賞の受賞があります(リンナイ公式)。

不満が出やすい点と、その理由

火力はダイヤルの段階で切り替わるため、段と段の中間にあたる火加減は作れません。とろ火と弱火の間、中火と強火の間で止めたい調理では、鍋をごとくの端にずらす、といった別の手段が要ります。
専用調理器具のうちザ・ココット/ココットプレート/トースト・ピザプレートの3点は本体に同梱されるため、買い足しは不要です(リンナイ公式・2026年9月19日確認)。別売りになるのは公式が「対応」と表示する器具で、この「付属」と「対応」の区別が費用の見込み違いを生みます。
操作部がフラット面に並ぶ設計のため、鍋を動かすときに手や鍋の縁がボタンに触れやすくなります。つまみが立っている旧型からの乗り換えでは、ここで戸惑うことがあります。
以上から、購入前に知っておくべきなのは「火加減の微妙な調整が難しい」「機能が多くて操作に慣れが必要」の2点です。なお「プレートの価格が高い」という誤解については、ザ・ココット・ココットプレート・トースト・ピザプレートの3点はグリレに同梱されており、買い足す必要はありません(リンナイ公式・2026年9月18日確認)。

グリレのデメリット・注意点

デメリット1:本体価格が非常に高い

グリレ最大のデメリットは価格です。希望小売価格は税込435,050円で、同じリンナイの普及グレードであるセンス(税込173,800円)のおよそ2.5倍、最上位モデルのデリシア(税込350,900円〜)と比べても8万円あまり高くなります(リンナイ公式の希望小売価格・2026年9月18日確認)。「高性能は分かるけど、価格に見合うかどうか」と悩む方が多いのも事実です。
料理好きで毎日グリルや高火力調理を活用できる方であれば投資に見合うと評価できますが、週に数回しかコンロを使わない方や、特定の機能しか使わない方にはオーバースペックになる可能性があります。「グリレを買ったけど使いこなせていない」という後悔は、購入前にライフスタイルと照らし合わせて判断することで防げます。

デメリット2:本体に同梱される器具と、別売りの器具の区別が分かりにくい

ここは誤解の多いところです。グリレの専用調理器具は、別途購入するものではありません。リンナイ公式は「グリレにはザ・ココット、ココットプレート、トーストピザプレートが同梱されています」と明記しており、この3点は本体価格に含まれます(リンナイ公式サイト・2026年9月18日確認)。なお「ザ・ダッチオーブン」「ザ・ビストロ」という名前の調理器具は、リンナイの現行ラインアップにはありません。公式が挙げている専用調理器具は、ザ・ココット/ザ・ココット ラウンド/ココットプレート/トースト・ピザプレート/レジェロ/炊飯鍋です。
別売りになるのは、公式が「対応」と呼ぶ器具のほうです。リンナイは「付属=本体購入時に同梱されているもの」「対応=本体には付属しないが、別売りで買えばオート調理などが使えるもの」と区別しており、専用土鍋「かまどさん自動炊き」などが後者にあたります。購入前に、自分が使いたい器具が「付属」と「対応」のどちらなのかを確認しておくと、想定外の出費を避けられます。

デメリット3:火加減の微妙な調整が難しい

火力はダイヤルで数段階に切り替える方式なので、段と段の中間にあたる火加減は作れません。煮込み料理でのごく弱い火加減や、炒め物での中弱火を出したい場面では、鍋をごとくの端にずらすといった別の手段が要ります。
ただし、これはガスコンロ全般に共通する特性でもあります。温度調節機能やオートメニューを使えば、火加減を手動で調整する場面は減らせます。ひとつ知っておきたいのは、レシピアプリ「+R RECIPE」によるオート調理が、グリレでは大バーナーで使えないことです(対象は中・小バーナーとグリル。リンナイ公式・2026年9月18日確認)。強火力バーナーは手動で使う前提だと考えておいてください。

デメリット4:機能が多すぎて使いこなすまで時間がかかる

「機能が多すぎてどれを使えばいいか分からない」という声は少なくありません。グリレにはオートグリル、ガス自動炊飯、温度キープ調理、タイマー設定、レンジフード連動など多数の自動化機能が搭載されていますが、これらを全て把握して日常的に活用するまでには時間と慣れが必要です。
使う機能が結局いくつかに落ち着くことは珍しくありません。自動化機能の多くは、手順を覚えて初めて手動より速くなるもので、覚える手間を払わなければ手動のままになります。購入前に、自分が毎週使う機能がいくつあるかを数えてみてください。数が少ないなら、火力とグリルの仕様だけで選べる下位機種でも足ります。

デメリット5:操作ボタンが天板と同じ面にあり、誤って触れやすい

グリレは操作部まで含めて天板をフラットに仕上げているため、操作ボタンが天板と同じ面に並びます。つまみが立っている機種のように手や鍋の縁が引っかからないぶん、鍋を動かすときにボタンへ触れてしまうことがあります。
これは特に、旧型のガスコンロからの乗り換えの際に感じやすい点です。使い慣れていくうちに問題にならなくなる方が多いですが、最初の数週間は戸惑う可能性があることを覚えておいてください。

デメリット6:調理中の音声ガイダンスが気になることがある

グリレには音声ガイダンスがあり、リンナイは「操作状況や安全の確認などを音声でお知らせします」と説明しています(リンナイ公式の商品ページ・2026年9月19日確認)。安全側に働く機能ですが、台所が静かな時間帯や、集中したい調理のときには気になることがあります。音の扱いを変えられるかどうかは機種の設定項目によるので、購入前に取扱説明書の設定一覧を見ておくと確実です。

グリレのメリット・特長

家庭用最大火力で炒め物・炊き物が劇的においしくなる

約4,510kcal/h(都市ガス13A/12A)という家庭用ビルトインガスコンロとしては最大級の火力は、グリレ最大の強みです。高火力が出せることで、チャーハンや炒め物がフライパン全体で一気に加熱され、プロの中華料理に近い仕上がりが自宅で実現できます。「火力が弱くて炒め物がベチャベチャになる」という悩みを解消したい方にとっては、グリレの高火力は非常に魅力的な特長です。

ステンレス鋳物ごとくで、大鍋も重いフライパンも安定する

グリレのごとくはステンレス鋳物で、3つのごとくが1つの大きな面になるように配置されています。リンナイは「大鍋や重いフライパンも安心して振れる頑丈な設計」と説明しており、鍋ふりや鍋ずらしをしても安定します(2024年11月11日のニュースリリース・2026年9月18日確認)。重い鉄鍋や中華鍋を使う方には、この安定感が効いてきます。

フラットメタル天板で長期間の使用に強い

一般的なビルトインコンロのガラストップ天板はひび割れのリスクがありますが、グリレのフラットメタル(アルミ)天板はひび割れの心配がなく、長期間使用しても天板の美観を保ちやすいです。「鍋を置いた衝撃でガラスがひびに入った」という経験をお持ちの方には、アルミ天板の耐久性は大きな安心ポイントになります。

同梱の「ザ・ココット」で本格的なオーブン料理が楽しめる

グリレに同梱される「ザ・ココット」は、コンロ上とグリルの両方で使える万能鍋です。リンナイは無水調理・蒸し調理・オーブン調理・パンのリベイクに対応すると説明しており、ローストチキンや丸ごと野菜のオーブン焼きなど、通常のガスコンロでは難しい料理に使えます(リンナイ公式・2026年9月18日確認)。買い足さずに最初から付いてくるので、本格的な料理を楽しみたい方には効く装備です。

ガス自動炊飯でご飯がおいしく炊ける

ガス自動炊飯は、鍋底の温度をセンサーで見ながら火加減を自動で切り替える機能です。ガス火は加熱の立ち上がりが速く、同じ水加減でも沸騰までの時間が短くなるため、炊き上がりの食感が電気炊飯器とは変わります。炊飯器を置かずに済むぶん、調理台のスペースも空きます。

レンジフード連動で換気も自動化

グリレはレンジフード連動に対応しており、コンロの点火・消火に合わせてレンジフードが自動で動きます(リンナイ公式の商品ページ・2026年9月19日確認)。換気のし忘れがなくなるので、調理中の油煙が室内へ回りにくくなります。ただし動くのは連動信号を受けられるレンジフードだけです。いま付いているフードが対応機種かどうかを、交換前に確認してください。

グリレはどんな人に向いている?向いていない?

グリレが向いている方は、毎日または週3〜4回以上料理をする料理好きの方、高火力調理(炒め物・チャーハン)をよく作る方、グリル調理(魚・肉・野菜)を頻繁に行う方、ダッチオーブンなど本格的なグリル調理に挑戦したい方、グリル掃除の手間を極限まで減らしたい方です。
一方、グリレが向いていない方としては、週1〜2回程度しか料理をしない方や、シンプルな煮炊きがメインの方、予算を抑えたい方(デリシアやセンスで十分な可能性が高い)、多機能を使いこなす自信がない方が挙げられます。「料理好きで機能をフル活用できる自信がある」という方にはグリレは最高の選択肢になりますが、「高機能なコンロが欲しいが使いこなせるか不安」という方にはデリシアの方が向いている場合があります。

「10年保証」の10年と、部品が手に入る10年は別物です

ガスコンロの交換を検討すると、業者の「10年保証」という文言を目にします。同じ「10年」でも、保証の10年と部品供給の10年は起算点も対象も違うので、分けて見ておくと判断を誤りません。
まず年数の話から。メーカーが公表しているのは「何年で壊れるか」ではなく、設計上の標準使用期間と、補修用性能部品の保有期間です。リンナイのビルトイン式ガスこんろは、整備用部品の保有期間が製造打ち切り後10年。起算点は買った日ではなく製造が打ち切られた日なので、型落ち品を選ぶとその年数は最初から短くなります。つまり「10年保証」の10年と、部品が手に入る10年は、数え始める日が違います。次に保証の中身です。見るべきは年数ではなく対象範囲で、本体(メーカー保証)と工事(施工保証)のどちらを何年カバーするのか、保証書に誰の社名が書かれているのかを確かめてください。施工不良は設置後の比較的早い段階で表に出ることが多く、年数の長さそのものは施工品質の裏づけにはなりません。
「10年」という数字よりも、保証の対象範囲、部品の保有期間、そして工事をする会社の資格を先に確かめてください。

コンロ交換は「資格・体制」を必ず確認する

グリレへの交換を決めたら、どの業者に依頼するかを慎重に選ぶことが必要です。ビルトインガスコンロの交換にはガス配管の接続作業が伴います。施工体制が不十分な業者が工事をすると、ガス漏れや不完全燃焼などの事故につながるリスクがあります。せっかく高価格のグリレを購入しても、施工が不適切では意味がありません。
東京ガスの機器交換サービスは、東京ガス株式会社(東証プライム上場)が運営し、東京ガスの審査を通った認定施工会社が工事を担当します。窓口が一社にまとまるので、資格や施工体制を確かめやすいのが利点です。なお対応エリアはガスの供給エリアと同じではなく、東京ガス公式も「対応エリアは商品によって異なります」と案内しています。申し込みの前に、自分の市区町村がその商品の対応エリアに入っているかを確認してください。

まとめ:グリレは「料理好きのための本格コンロ」、購入前に6つのデメリットを確認しよう

リンナイ グリレのデメリットをまとめると、「本体価格が高い(税込435,050円)」「付属品と別売品の区別が分かりにくい」「火加減の微妙な調整が難しい」「機能が多くて使いこなすまで時間がかかる」「操作ボタンが天板と同じ面にあり誤って触れやすい」「調理中の音声ガイダンスが気になることがある」の6点です。
それでも、5.25kWという家庭用最大級の火力と、同梱される専用調理器具3点は、料理をよくする方にとって「毎日使いたいコンロ」に変わる実力を持っています。デメリットを把握したうえで、自分のライフスタイルと照らし合わせて判断することが、グリレ購入後の後悔を防ぐ最善の方法です。
グリレへの交換を決めたら、資格・体制が整った施工業者に依頼することが、安全で長く使えるコンロ生活の第一歩です。

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