ビルトインガスコンロの水なし両面焼きおすすめ|仕組み・メリット・後悔しない機種の選び方
この記事を読むと分かること
- 水なし両面焼きグリルが「水あり」「片面」と根本的に何が違うのか
- 掃除・時短・美味しさを同時に実現する現代グリルの特徴と注意点
- ガスコンロ交換で後悔しない業者選びの重要ポイント
「魚を焼くたびに受け皿に水を入れるのが面倒」「着火時に高温の水をこぼしそうで怖い」「片面だからひっくり返すのが大変」——グリルにネガティブな印象を持つ方は多いでしょう。
現代のビルトインガスコンロのグリルは、水なし両面焼きグリルが主流になっています。水不要、ひっくり返し不要——これだけでもグリルへの印象は大きく変わります。
この記事では、水なし両面焼きグリルの仕組みとメリット、従来のグリルとの具体的な違い、おすすめ機種、業者選びまで包括的に解説します。
水なし両面焼きグリルとは?従来との差異を詳しく解説
水なし両面焼きグリルを理解するには、まず従来のグリルタイプの分類を知っておくと分かりやすいです。グリルは大きく3種類に分けられます。
最も古い「水あり・片面焼き」
受け皿に水を入れて使用し、魚を上面のみの火力で焼くタイプです。上面が焼けたら手動でひっくり返す必要があります。受け皿の水は、落ちた油や焦げを受け止めて後始末をしやすくするために入れます。
進化した「水あり・両面焼き」
上火と下火の両方が備わっており、片面焼きと比べて時短かつ両面どちらも均一に焼けるタイプです。ただし受け皿に水を入れる必要はあります。
現在主流の「水なし・両面焼き」
上火・下火の両方を備えつつ、受け皿に水を入れなくても使えるタイプです。庫内や受け皿の構造の工夫により、水を使わなくても使えるようになったもので、現在のビルトインコンロでは主流の仕様です。
水なし両面焼きメリット5選
水なし両面焼きグリルのメリットを整理します。
メリット①:掃除が大幅に楽になる
水ありグリルで最も面倒だったのが、調理後に油と水が混ざった受け皿を処理することでした。流し台で捨てるときや引き出すときにこぼれると、やけどのおそれもありました。水なしグリルなら、受け皿に残るのは少量の油が中心で、ペーパーで拭き取る程度で済むことが多くなります。
メリット②:両面同時に焼けるで美味しさアップ
上火・下火が同時に魚に当たるため、ひっくり返さずに両面を焼けます。水を使わないので水蒸気が出ず、皮が焼き色よく仕上がりやすい点も特徴です。
メリット③:水蒸気の処理が要らず、煙・においへの工夫がある機種も
水ありグリルは、受け皿の水が油や焦げを受け止める一方、その水が蒸発して水蒸気が出ます。水なしグリルは水を使わないため、水蒸気の処理や受け皿の水の管理が要りません。煙やにおいの出方は機種で異なり、上位機種にはリンナイの「スモークオフ」のように、グリルの煙やにおいを抑える機構を備えたものがあります。
メリット④:調理時間が短縮される
両面が同時に焼けるため、片面焼きのようにひっくり返す手間がありません。調理時間も短くなりやすいです。
メリット⑤:水の処理で火傷のリスクがなくなる
水ありグリルで一番のリスクだったのが、水を入れた受け皿を引き出す際にこぼすのではないかという不安でした。水なしグリルでは受け皿に水を入れないため、この心配はなくなります。
水なし両面焼きグリルの注意点
メリットが大きい一方で、使う前に知っておきたい点もあります。
水なし両面焼きグリルでも、魚を焦がすとにおいや煙は出ます。グリルを使っている間は換気扇を回しましょう。また、受け皿は魚の焦げ付きが年月とともに落ちにくくなることがあるため、使ったあとの早めの手入れが役立ちます。
水なし両面焼き付きビルトインガスコンロのおすすめ機種
ビルトインガスコンロのグリルは、水なし両面焼きが主流です。主要メーカーごとの特徴を、公式情報の範囲で紹介します。
リンナイのグリル
リンナイの最上位「デリシア(DELICIA)」は、専用調理器具「ザ・ココット」を使って、グリルでさまざまな調理ができる多機能グリルを備えています。グリルの仕様(水なし両面焼きかどうか、スモークオフの有無など)はシリーズや型番で異なるため、購入前に型番の機能一覧で確認してください。
リンナイの上位機種にはグリルの「スモークオフ」機能があり、グリル庫内の後方の専用バーナーで、排気口から出るニオイや煙を焼き切る仕組みです(2026年9月6日時点・リンナイ公式より)。搭載の有無はシリーズ・型番によって違います。
ノーリツのグリル
ノーリツの最上位モデル「プログレ(PROGRE)」は、水なし両面焼きではなく、専用容器を使う「マルチグリル」を搭載しています。焼く・あたためのほか、炊飯・低温調理・パン発酵・燻製など14通りの調理モードに対応します(2026年9月6日時点・ノーリツ公式より)。なお、ピアット(piatto)のワイドグリルとマルチグリルは、現在販売終了です。
マルチグリルを搭載しているのはプログレだけで、ファミやミッケなどそのほかのモデルは焼網グリルです(ネロはグリルレス。2026年9月6日時点・ノーリツ公式より)。
パロマのグリル
パロマのグリルの仕様は、シリーズや型番によって異なります。水なし両面焼きかどうかは、公式の型番ページの機能一覧で確認してください。
水なし両面焼きだけじゃない。グリルのさらなる進化——マルチグリル・スマートグリル
水なし両面焼きは現代のビルトインガスコンロでは主流の仕様ですが、上位機種にはそこからさらに進化したグリル機能を備えたものがあります。
ノーリツの「プログレ」は、専用容器を使うマルチグリルで、魚を焼く以外に、炊飯・低温調理・パン発酵・燻製などのモードを使えます。リンナイの「デリシア」は、コンロとグリルの両方で使える専用容器「ザ・ココット」に対応しています。
「水なし両面焼き」はあくまでグリルの入り口ですが、上位機種ではさらなる機能拡張が待っていることも覚えておくと、コンロ選びの幅が広がります。
「10年保証」よりも大切なこと
ガスコンロの交換業者を比較するとき、「10年保証」を打ち出す業者があります。この保証は、中身を確かめてから比べる必要があります。
保証を見るときは、①何が対象か(本体か工事か)、②誰が保証するのか(メーカー・販売店・施工業者)、③いつから何年か(起算日)の3点を、見積書や保証書で確認してください。会社の規模にかかわらず将来の存続は誰にも約束できないため、書面で範囲を確かめておくことが大切です。
ガスコンロ交換で後悔しないための業者選びの重要ポイント
水なし両面焼き付きのビルトインガスコンロに交換するときは、交換工事を誰に頼むかも製品選びと同じくらい重要です。都市ガスの機器接続は、「ガス可とう管接続工事監督者」の監督のもとで行えます(LPガスは対象外です)。ガス栓の位置替え・増設など配管に手を入れる場合は、日本ガス協会の「簡易内管施工士」の範囲になります。同じ位置のガス栓につなぎ替えるだけなら簡易内管施工士は要りません(日本ガス協会公式・2026年9月7日時点)。コンロの交換には水道工事がないため、指定給水装置工事事業者は関係しません。LPガスの場合の扱いは、依頼する業者に確認してください。
首都圏で東京ガスの機器交換の対応エリアにお住まいなら、東京ガスの機器交換も選択肢の一つです。首都圏に都市ガスを供給する東京ガスのサービスで、申し込みから工事まで一社で完結します。工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当します(2026年9月20日時点・東京ガス公式より)。
東京ガスの対応エリア外の方は、交換できるくんも選択肢の一つです。追加費用が出る条件は、見積もり時に書面で確認してください。
まとめ:水なし両面焼きは求める人全員におすすめ
ビルトインガスコンロの水なし両面焼きグリルは、「グリルの掃除を楽にしたい」「魚を美味しく焼きたい」「水処理のストレスをなくしたい」という方におすすめできる機能です。水なし両面焼きは主流の仕様なので、そのためだけに高額な機種を選ぶ必要はありません。
そしてどんなに良い製品を選んでも、施工業者の選び方を誤ると後悔につながります。首都圏にお住まいで対応エリアに当たる方は、東京ガスの機器交換も比較してみてください。
ガスコンロ交換おすすめサービス一覧
東京ガスの機器交換
首都圏に都市ガスを供給する東京ガスのサービスで、申し込みから工事まで一社で完結します。Web専用のオンライン販売に絞って価格を抑えており、工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当します(2026年9月20日時点・東京ガス公式より)。
ガスコンロの交換はこちら