ラ・クックグランとザ・ココットを比較!グリル調理容器の選び方と向いている人を徹底解説

この記事を読むと分かること
  • ラ・クックグランとザ・ココットの機能・サイズ・調理法の具体的な違い
  • 「スモークカット」重視ならラ・クックグラン、「調理の幅」重視ならザ・ココットという切り分け方
  • コンロ交換の際に注意すべき工事業者選びの落とし穴

ラ・クックグランとザ・ココット、そもそも何が違うのか?

ビルトインガスコンロのグリルを活用するための専用調理容器として人気なのが、パロマの「ラ・クックグラン」とリンナイの「ザ・ココット」です。どちらもグリルで使う専用の調理容器ですが、その特徴は大きく異なります。
「コンロを買い替えるなら、グリルアクセサリーもちゃんと選びたい」と思う方も多いのではないでしょうか。この記事では両者の違いを機能別に分かりやすく解説します。

ラ・クックグランとは?

ラ・クックグランはパロマのコンロのグリルで使う専用調理容器です。フェイシスグランドやブリリオには付属し、ウィズナは別売です(パロマ公式・2026年9月時点)。「ラ・クックグラン」はプレートタイプで、「ラ・クックグランポット」は鍋型の容器タイプです。
最大の特徴は「スモークカットグリル」との相乗効果です。フェイシスグランドは、グリル奥のアフターバーナーで煙を燃やす「スモークカットグリル」を搭載しています。パロマは「煙を99%カット」としており、この値は焼き網とラ・クックグランのそれぞれでサンマを焼いて測ったものです(パロマ調べ)。
ラ・クックグランの主な特徴
  • 外形:高さ51×幅248×奥行307mm(ハンドル含まず)
  • 素材:鉄(ふた・本体にWセラミックコート)
  • 色:トリュフブラウン/ブラック/サングリアレッド
  • 単品のラ・クックグランセットは12,320円(パロマ公式・2026年9月5日時点)
  • グリルで焼く・蒸す・無水調理などに使う

ザ・ココットとは?

ザ・ココットはリンナイの専用調理容器で、デリシアなどの対応機種で使えます。リンナイは「コンロ上でもグリルでも使える万能鍋」としており、アプリ「+R RECIPE」から対応コンロにレシピを送ってオート調理ができます(リンナイ公式・2026年10月8日時点)。
ザ・ココットの主な特徴
  • 深さ約8cm・庫内容量2.4リットル
  • 重さ:1.7kg(アルミ素材)
  • +R RECIPEアプリと連携したオート調理
  • グリルとコンロ上の両方で使用可能
  • 無水調理・80℃の低温調理・蒸し物などに対応

ラ・クックグラン vs ザ・ココット:機能比較

項目ラ・クックグラン(パロマ)ザ・ココット(リンナイ)
対応コンロパロマのコンロ(フェイシスグランド・ブリリオは付属、ウィズナは別売)リンナイの対応機種(デリシアなど。リッセは非対応)
サイズ高さ51×幅248×奥行307mm深さ約8cm・容量2.4L
重さ公表値を確認できず1.7kg
煙を減らす機能コンロ本体のスモークカットグリル(煙99%カット・パロマ調べ)容器側には無し
アプリ連携おまかせシェフアプリ+R RECIPE
オート調理ラ・クックグランオートメニューデリシアなどのオート調理
グリル庫内の汚れにくさお手入れはラ・クックグランを洗うだけ(パロマ公式)容器ごと洗える
主な対応調理焼く・蒸す・無水調理など焼き物・煮物・無水・80℃低温・蒸し物
コンロ上での使用公式で確認できずできる(リンナイ公式)
両者に共通するのは「グリル庫内を汚れにくくまた美味しい料理ができる」という点です。一方、スモークカットか自動調理の豊富さかのトレードオフが単純な比較のポイントになります。

使う前に知っておきたいこと

ザ・ココットについて

リンナイはザ・ココットを「コンロ上でもグリルでも使える万能鍋」と説明しています。コンロ上とグリルで同時に使えるので、1つの鍋で2品を進めたい人に向いています。ただし対応するのは一部の機種だけです(リッセは非対応)。購入前に、コンロの型番が対応製品に入っているかを公式で確かめてください。

ラ・クックグランについて

ラ・クックグランの付属はグレード順ではありません。フェイシスグランドとブリリオには付属し、ウィズナは別売です。ラ・クックグランを使いたいなら、機種ごとの付属品を確かめてから選ぶと無駄がありません。

どちらを選ぶべきか?タイプ別一覧

ラ・クックグランが向いている人

グリルの煙・臭いが第一の悩みの方にはラ・クックグランがおすすめです。フェイシスグランドのスモークカットグリルは、パロマが「煙を99%カット」としている機能です。煙が気になるマンション住まいの方に向いています。

ザ・ココットが向いている人

料理のレパートリーを積極的に広げたい方にはザ・ココットが強力です。+R RECIPEのレシピとコンロのオート調理を組み合わせて使えます。グリルとコンロ上の両方で使えるのも特徴です。
80℃の低温調理にも対応しています(リンナイ公式)。

アクセサリーはメーカーをまたいで使えない

大事なことなので徹底解説します。ラ・クックグランはパロマのコンロ専用、ザ・ココットはリンナイのコンロ専用です。
他社のコンロでは使用できません。パロマのコンロを購入した後に「ザ・ココットが気になりはじめた」といっても、互換性はありません。アクセサリーとコンロ・グリル容器は同時に検討する必要があります。
コンロ購入時に「どんな調理をしたいか」を明確にした上で、コンロとアクセサリーをセットで選びましょう。

ガスコンロ交換は資格保有業者へ。まずは東京ガスの機器交換を確認しよう

調理容器だけでなく、工事業者の選び方もとても重要です。ビルトインガスコンロの交換で要る資格は、工事の中身とガスの種類で変わります。都市ガスで同じ位置のガス栓につなぎ替えるだけならガス可とう管接続工事監督者などの範囲、ガス栓の増設や位置替えが入ると簡易内管施工士(ガス事業者の認定)の範囲になります。LPガスでは液化石油ガス設備士が関わります。見積もりの時点で、誰がどの資格で工事するかを確かめてください。資格を持たない業者が工事を行うと、ガス漏れや不完全燃焼のリスクが生じます。
「10年保証」をうたう業者は多いですが、保証は年数ではなく「何が対象か(部品代・出張費・工賃のどこまでか)」「誰が保証するのか」で見てください。会社が10年後に存続しているかどうかは、規模の大小にかかわらず誰にも保証できません。
お住まいが対応エリアに入っているなら、「東京ガスの機器交換」が候補になります。運営は東京ガス株式会社(東証プライム上場)で、Web専用のオンライン販売に絞って価格を抑えており、工事は東京ガスが委託する施工パートナーが担当します(2026年9月20日時点・東京ガス公式より)。ビルトインコンロの対応エリアは東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の多くの市区町村と、群馬県・栃木県・茨城県の一部です。住所で確かめてください。
東京ガスの対応エリア外の方は、上場グループ企業が運営する「交換できるくん」も選択肢の一つです。対応は全国ではなく、札幌・仙台・関東・東海・関西・中国・愛媛・福岡の8地区です。

まとめ:スモークカットならラ・クックグラン、料理の幅ならザ・ココット

ラ・クックグランとザ・ココットはどちらも高機能なグリル調理容器です。最後に選び方を整理します。
ラ・クックグランを選ぶなら、グリルの煙・臭いが最大の悩みで、フェイシスグランドを使って高い効率で煙を抑えるだけでなく、アクセサリーでも役割分担したいという方に特におすすめです。
ザ・ココットを選ぶなら、+R RECIPEのレシピを活用したい方、コンロ上とグリルの両方で1つの鍋を使いたい方に向いています。グリルを「第2のオーブン」として活用する料理ライフが待っています。

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