ビルトインガスコンロのグリル調理おすすめ完全ガイド【魚以外の活用法・メーカー別機能比較】
この記事を読むと分かること
- コンログリルでできる魚以外の多彩な調理が分かる
- リンナイ・ノーリツ・パロマのグリル機能の差異が分かる
- グリル調理を実践するためのコツと注意点が分かる
「ビルトインガスコンロのグリルって魚焼きにしか使っていない」という方は非常に多いです。実際には、コンログリルはオーブン代わりになる本格調理機能を持った万能調理器具です。肉・野菜・パン・スイーツまで、フライパンや電子レンジでは出せない仕上がりが楽しめます。
しかも最新のビルトインガスコンロはメーカーごとにグリル機能が大きく進化しており、スマートフォンアプリと連携したオート調理、グリルクリーン機能、専用調理器具とのセット活用など、選ぶ機種によってグリルの可能性が大きく広がります。
この記事では、ビルトインガスコンロのグリル調理の活用法を「魚以外」の視点で幅広く紹介し、各メーカーの機能比較、おすすめレシピ、失敗しないコツまで詳しく解説します。
ビルトインガスコンロのグリルで「魚以外」にできる調理
グリル(魚焼き器)を「魚しか焼けない」と思っていたとしたら、それは非常にもったいない誤解です。現代のビルトインガスコンロのグリルは、立派なオーブン機能を持っています。
肉料理
グリルで焼く肉料理は、フライパン調理と比べて余分な脂が上下のバーナーから落ちるため、仕上がりがヘルシーで香ばしくなります。フライパンで焼いたときと比べて約20〜25%の油脂分がカットできるというデータもあります。
鶏もも肉のグリルチキン、豚バラ肉の塩焼き、ハンバーグ、スペアリブ、串焼きなどが人気のグリル肉料理です。両面焼きグリルなら途中でひっくり返す手間もなく、均一においしく仕上がります。
野菜料理
グリルで野菜を焼くと、フライパン調理では出しにくい「焼き色の香ばしさ」と「甘み」が引き出されます。ズッキーニ・ナス・パプリカ・アスパラ・さつまいも・玉ねぎなど、多くの野菜がグリルと相性抜群です。
さつまいもをアルミホイルに包んでグリルで焼くと、30〜40分でホクホクの焼き芋が完成します。オーブンが不要で手軽に作れることも魅力です。
パン・ピザ
グリルはオーブントースター代わりにも活用できます。食パンを入れれば外がパリっと中がふわっとしたトーストに、ピザ生地を入れれば本格的なピザが楽しめます。グリルはオーブントースターよりも一般的に庫内温度が高くなりやすく、短時間でしっかりした焼き色がつきます。
スイーツ
グリルでクッキー、グラタン、焼きリンゴ、チーズケーキなど、さまざまなスイーツが作れます。「グリルでスイーツ?」と意外に思うかもしれませんが、均一な火力と閉じた庫内がオーブンに近い環境を作り出します。
ホイル焼き
アルミホイルで食材を包んで蒸し焼きにするホイル焼きは、グリルと非常に相性がよい調理法です。魚・野菜・きのこ・鶏肉など、素材のうまみをそのまま閉じ込めた仕上がりになります。後片付けも楽で、グリル庫内が汚れにくいというメリットもあります。
ガスコンログリルの3つの強み
ガスコンログリルが電子レンジやフライパンと比べて優れている点を整理します。
強み1:上下からの強火力で全体均一に焼ける
ガスコンログリルは上下のバーナーから熱を発するため、食材の表面全体にまんべんなく熱が当たります。この「輻射熱」は、電子レンジのマイクロ波加熱と異なり、食材の表面に直接熱を与えて「焦げ目」を作り出せます。この焦げ目こそが肉や魚の「香ばしさ」「旨み」の素になります。
強み2:余分な脂が落ちてヘルシーに仕上がる
グリルで肉を焼くと、加熱中に余分な脂が食材から流れ落ちます。フライパン調理では脂が食材周辺に溜まってしまいますが、グリルでは下方向に落ちていくため、自然と脂質が減少します。カロリーを気にする方や、あっさりした仕上がりを好む方にとってグリル調理は理にかなった調理法です。
強み3:コンロと並行で調理できる(時短になる)
ビルトインガスコンロはコンロ(バーナー)とグリルを同時に使用できます。コンロで味噌汁を作りながら、グリルで主菜の魚や肉を焼けば、調理時間が大幅に短縮できます。最新のモデルには「コンロとグリルのW調理で最短で食事が完成する」という時短設計のレシピも提案されています。
メーカー別グリル機能の特徴と比較
国内3大メーカーはそれぞれグリル機能に独自のアプローチをしており、得意な調理スタイルが異なります。自分の料理スタイルに合ったメーカーを選ぶことが重要です。
リンナイ:ザ・ココットとアプリ連携オート調理
リンナイのグリル機能の特徴はリンナイ独自の専用調理容器「ザ・ココット」です。ザ・ココットはグリル庫内の汚れと臭いを99%カットできる設計で、蓋付き構造により食材から出る油や水蒸気が庫内壁面に飛び散るのを防ぎます。使用後はザ・ココット本体をサッと洗うだけで済みます。
最上位モデルの「デリシア」は専用アプリ「はなまるレシピ」との連携によるオート調理が可能で、アプリからレシピを選択してコンロに送信するだけで、火力・時間・温度をすべて自動でコントロールします。「グリルでローストチキンを焼きたいが火加減が分からない」という場合でも、アプリに任せれば失敗なく仕上げられます。
温度調節機能(130〜220℃)も充実しており、グリルを本格的なオーブンとして活用したい方にリンナイは特に向いています。
ノーリツ:マルチグリルとグリルクリーンモード
ノーリツのグリル機能の最大の特徴は「マルチグリル」です。上位モデル「プログレ」に搭載されたマルチグリルは、焼き網を使わずに「プレートパン(浅型)」や「キャセロール(深型)」という専用調理容器を使って調理します。プレートパンでは魚・肉・野菜を焼くのはもちろん、パンやピザ、クッキーまで対応。キャセロールでは煮物・シチュー・プリン・チーズケーキなど、グリルで煮物や蒸し物まで作れる点はノーリツの他メーカーにはない独自機能です。
また「グリルクリーンモード」はノーリツ独自機能で、グリル使用後にボタン一つで庫内の臭いとベタつきを除去します。毎回のグリル掃除が大変だと感じている方にとって、この機能は日々の負担を大幅に軽減します。
プレミアムシリーズ「プログレ」ではスマートフォンアプリとのペアリングによるレシピ送信オート調理も可能で、リンナイのデリシアと同様に料理初心者でも本格的なグリル調理が楽しめます。
パロマ:ラ・クックグランで多彩な活用
パロマのグリル機能の特徴は、専用調理容器「ラ・クックグラン」との組み合わせです。ラ・クックグランについては別記事で詳しく解説していますが、蓋付き設計によるグリル庫内汚れ99.9%カット、セラミック塗装による遠赤外線効果、家族4人分を一度に調理できる大容量(幅232mm×奥行303mm)が主な特徴です。
魚焼きはもちろん、ハンバーグ・鶏もも肉・グラタン・餃子など幅広く対応します。
なお、ラ・クックグランは白米の「通常炊飯」というより、パエリア等の“焼き飯に近い調理”で活用されることが多い点も押さえておきましょう。
グリル調理おすすめレシピ5選
1. 鶏もも肉のグリルチキン
鶏もも肉の皮目を下にして塩・胡椒・ハーブをふり、グリルに入れて中火で15〜20分。途中でひっくり返して両面に焦げ目をつければ完成です。フライパン調理と違って油はねがなく、余分な脂が落ちるためヘルシーな仕上がりになります。
2. 焼き芋
さつまいもをよく洗い、濡らしたキッチンペーパーで包んでからアルミホイルで全体を覆います。グリルの弱火(または低温モード)で30〜40分加熱すれば、ねっとり甘い焼き芋の完成です。途中で一度ひっくり返すと均一に仕上がります。
3. ホイル焼き(鮭と野菜)
アルミホイルを広げ、鮭の切り身・玉ねぎ・パプリカ・えのきを並べ、バターとポン酢を少量加えて包みます。グリルの中火で10〜12分加熱すれば蒸し焼き完成です。食材のうまみが凝縮した上品な仕上がりになります。
4. 塩サバの完全版グリル焼き
サバを塩で下味をつけて15分置きます。キッチンペーパーで水気を拭き取り、グリルの中火で片面7〜8分ずつ(両面焼きグリルなら裏返し不要)焼きます。グリルで焼くことでフライパン調理では出しにくい皮のパリっとした仕上がりと身のしっとり感を同時に実現できます。
5. グリルトースト
食パンをグリルに入れて中火〜強火で2〜3分。オーブントースターより短時間で、外がサクっと中がふっくらしたトーストが完成します。時間を計りながら好みの焼き加減に調整しましょう。
グリル調理のコツと注意点
コツ1:グリルを予熱してから使う
グリルに食材を入れる前に1〜2分予熱すると、入れた瞬間から全面に熱が均一に当たり、焼き色がきれいにつきます。予熱なしで入れると温度が上がりきらず、仕上がりのムラにつながることがあります。
コツ2:食材の大きさと火力を合わせる
厚みのある食材(骨付き鶏もも・厚切りステーク等)は弱火〜中火でじっくり加熱し、薄い食材(魚の干物・ベーコン等)は強火で短時間焼くのが基本です。高火力のまま厚みのある食材を焼くと外側が焦げても中が生のままという失敗につながります。
コツ3:使用後は速やかに掃除する
グリルは油・焦げ・臭いが蓄積しやすい場所です。使用後は冷めてからグリル皿の水(水なしタイプは不要)を捨て、グリル皿・焼き網を中性洗剤で洗います。使用のたびに軽く洗うことで、頑固な汚れになるのを防げます。
注意点:使用できない食材・容器がある
グリルでの揚げ物は絶対に禁止です(発火のリスク)。また、耐熱性のない容器やプラスチック製品もグリルには使用できません。グリル専用として設計されていない容器(通常の鍋など)の使用もメーカーによっては推奨されていないため、必ず製品の取扱説明書を確認してください。
コンロ交換と業者選びの注意点
グリル機能を最大限に活用するためのコンロへの交換を検討するなら、信頼できる業者選びが非常に重要です。
ビルトインガスコンロの設置では、都市ガスの場合は最低限「ガス可とう管接続工事監督者」、LPガスの場合は「液化石油ガス設備士」など、適切な資格・体制が必要です(配管加工がある場合は、さらにガス会社の認可等が必要になるケースもあります)。加えて、施工品質の目安として「ガス機器設置スペシャリスト(GSS)」を取得していることが望ましい場合もあります。資格や体制が不明確な業者に依頼すると、ガス漏れ・不完全燃焼などの重大事故につながる危険があります。
多くの業者が「10年保証」をアピールしていますが、コンロの実際の寿命は10〜15年程度で、保証が切れた後に本格的な故障が起き始めるのが一般的です。製造終了から約10年で部品供給も終わるため、保証期間内でも修理できないケースがあります。小規模業者が10年後も存続しているかどうかは誰にも保証できません。
関東圏(東京ガスのガス供給エリア内)の方には、東証プライム上場の東京ガスの機器交換サービスが最有力の選択肢です。認定施工会社制度による施工資格の組織的担保、大手インフラ企業としての長期継続性、価格競争力の3点が揃った選択肢はなかなかありません。
まとめ:グリルはコンロの「もうひとつのオーブン」
ビルトインガスコンロのグリル調理について、魚以外の活用法からメーカー別機能比較、おすすめレシピ、コツまで詳しく解説しました。
コンロのグリルは「魚焼きグリル」という名称から魚専用だと誤解されがちですが、肉・野菜・パン・スイーツまで幅広く活用できる本格的な調理機能を持っています。上下からの強火力、余分な脂が落ちるヘルシーな仕上がり、コンロとの並行調理による時短効果は、フライパンや電子レンジでは代替できない魅力です。
リンナイのザ・ココットとアプリ連携、ノーリツのマルチグリルとグリルクリーン、パロマのラ・クックグランは、それぞれ独自の強みを持っており、どのメーカーを選ぶかによってグリルの可能性が大きく変わります。コンロ交換を検討する際は、自分の料理スタイルに合った機種と、信頼できる施工業者を選ぶことが長く安心して使い続けるための土台になります。
ガスコンロ交換おすすめサービス一覧
東京ガスの機器交換
首都圏のインフラを支える最大手ならではの、他社には真似できない圧倒的な安心感が最大の魅力です。Web専用サービスに特化することで、ネット業者並みの低価格を実現しつつ、東京ガスの厳しい審査をパスした認定プロによる高品質な施工が受けられます。
ガスコンロの交換はこちら