リンナイ デリシアとリッセはどちらがおすすめ?9つの違いを徹底比較

この記事を読むと分かること
  • デリシアとリッセの機能・価格・デザインの9つの違いが具体的に分かる
  • 自分のライフスタイルに合ったほうを選ぶための判断基準が分かる
  • ガスコンロ交換を依頼する際に失敗しない業者の選び方が分かる
キッチンのリフォームやコンロの交換を検討していると、必ずといっていいほど「デリシアにするかリッセにするか」という壁にぶつかります。リンナイのビルトインガスコンロの中でも特に人気の高いこの2機種は、見た目も似ていて機能の差もパッと見ではわかりにくいため、「価格差ほどの違いがあるの?」と悩む方が多いのです。
そこでこの記事では、デリシアとリッセの違いを9つの観点から徹底的に比較し、どちらがあなたに合っているかを明確にお伝えします。実際に購入した方の口コミや、後悔しないための選び方のポイントもあわせてご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

リンナイ デリシアとリッセ、結論はどちらがおすすめ?

結論からお伝えします。料理をよくする方・コンロをフル活用したい方にはデリシア、シンプルな機能で十分・コストを抑えたい方にはリッセがおすすめです。
★この記事の修正(2026年9月26日)
2026年9月6日から9月26日まで、この記事は「リッセでもザ・ココットは別売で買えば使える」と書いていました。これが誤りでした。リッセはザ・ココットに非対応で、別売のオプション品として買っても使えません。
リンナイ公式のリッセ商品ページの機能一覧では、ザ・ココット/ザ・ココット ラウンドが非対応として扱われています。この欄は機種ごとに切り替わり、デリシアとグリレは対応、リッセとマイトーンは非対応です。同ページのFAQが挙げるリッセの別売オプションもトースト・ピザプレートと炊飯鍋で、ザ・ココットは入っていません(2026年9月26日確認)。
ただし、「リッセで十分かな」と思って購入したあとで差を感じるとすれば、ザ・ココットが使えるかどうかと、コンロ側のオート調理機能の2点です。どちらも買ってからでは足せません。この点については後ほど詳しく解説します。
リンナイのビルトインガスコンロは大きく分けると以下のラインナップになります。デリシアは最上位機種、リッセはその下のハイグレード機種という位置づけです。
  • デリシア(DELICIA):最上位機種。ザ・ココットが付属し、コンロオートメニューも搭載
  • リッセ(Lisse):ミドルグレード機種。付属はココットプレートのみで、ザ・ココットは非対応(別売でも使えません)。オート調理はグリルオートメニューまで
  • センス(SENCE):スタンダード機種。コスト重視の方向け
3機種を横並びで確認したい方は、【コンロ】リンナイ ビルトインガスコンロおすすめ機種3選:デリシア、リッセ、センスもあわせてご覧ください。
価格帯でいうと、デリシアとリッセには実勢価格で4〜5万円ほどの差があります。10年間(3,650日)毎日使うコンロだと考えると、1日あたりわずか13〜16円の差です。この「1日13円の差」をどう評価するかが、選択の鍵になります。

デリシアとリッセの9つの違い

デリシアとリッセは同じリンナイ製のビルトインガスコンロですが、細かく見ていくと多くの点で差があります。以下の9つの観点から比較してみましょう。

違い①:ザ・ココットが使えるか、使えないか

ザ・ココットはリンナイの万能鍋で、グリル内とコンロ上のどちらでも使えます。無水調理やオーブン料理ができる、とリンナイは説明しています。
リッセではザ・ココットを使えません。同梱されないという話ではなく、別売のオプション品として買っても使えません。リンナイ公式のリッセ商品ページの機能一覧で、ザ・ココット/ザ・ココット ラウンドは非対応として扱われています。
  • デリシア:ザ・ココット(またはザ・ココットラウンド)が付属
  • リッセ:付属はココットプレートのみ。ザ・ココットは非対応で、別売で購入しても使えません
※ リンナイ公式サイトのリッセ商品ページ(機能一覧・3機種比較表・FAQ)とザ・ココットの公式紹介ページより。2026年9月26日確認(編集部調べ)。
つまり、ザ・ココットを使いたいなら、デリシア(またはグリレ)を選ぶことになります。リッセを選んだあとで足す道はありません。
なお、付属のココットプレートとザ・ココットは別の調理器具です。役割の違いはリンナイ ココットプレートとザ・ココットの違いを徹底比較|洗いやすさはどちらが上?で、買ってから「重い」「洗いにくい」と感じやすい点はザ・ココットのデメリット・後悔ポイント5選!メリット・口コミ・向き不向きを徹底解説【2026年最新】でまとめています。

違い②:付属の調理器具

デリシアとリッセでは、付属してくる調理器具にも違いがあります。
  • デリシア:ザ・ココット(またはザ・ココットラウンド)+ココットプレート+トースト・ピザプレート(※モデルにより選択・付属)
  • リッセ:ココットプレートのみ
なお、トースト・ピザプレートはリッセでも別途購入すれば使えますが、ザ・ココットは購入しても使えません。ここは最初から箱に入っているかどうかではなく、使えるかどうかの違いです。

違い③:コンロのオート機能

デリシアには「コンロオートメニュー」という機能が搭載されています。これはスマートフォンの専用アプリ(+R RECIPE)でレシピを選択し、コンロに送信するだけで火加減と加熱時間を自動制御してくれる機能です。
  • デリシア:コンロオートメニュー+グリルオートメニュー
  • リッセ:グリルオートメニューのみ
※ リンナイ公式サイトの比較表(Lisse/GRILLER/DELICIA)より。2026年9月6日確認(編集部調べ)。
ここも、リッセでは後から足せない違いです。トースト・ピザプレートのような別売品はあとから買えますが、コンロ側のオート調理は本体の機能なので、あとから追加できません。なおスマホアプリ連携(+R RECIPE)自体は、公式の比較表で両機種とも「対応」となっています。「コンロに火をかけたまま別の作業ができる」という利便性は、日々の調理の快適さに直結します。
アプリ側で実際にどこまでできるのか、つながらないときに何を確認すればよいかはリンナイ デリシアのアプリは使える?評判・設定方法・つながらない時の対処法を全解説で解説しています。

違い④:麺ゆで・ゆでもの機能

デリシアには麺ゆで機能とゆでもの機能が搭載されており、お湯が沸騰してから適切なタイミングで火力を落としてくれます。パスタやうどんを茹でる際に吹きこぼれを防いでくれる便利な機能です。
  • デリシア:麺ゆで機能・ゆでもの機能あり
  • リッセ:これらの機能なし
小さな違いに見えますが、毎日麺を茹でる方にとっては大きなメリットです。

違い⑤:グリルの機能

グリルの基本的な機能(焼き魚、両面焼き、煙・においカット)はデリシアもリッセも同等です。違うのは、ザ・ココットが使えるかです。
  • デリシア:グリル基本機能+ザ・ココットが付属するので、買った日からオーブン調理ができる
  • リッセ:グリル基本機能(付属はココットプレート。ザ・ココットは非対応)
両機種ともグリルには「においカット機能」が搭載されており、焼き魚の後の嫌なにおいを大幅に低減してくれます。

違い⑥:五徳(ゴトク)の素材

デザイン面でも違いがあります。五徳(ゴトク)の素材が異なり、デリシアはステンレス製(一部カラーはホーロー製)、リッセはホーロー製です。
  • デリシア:ステンレスゴトク(シルバー・ブラック系カラー)またはホーローゴトク(ホワイト系)
  • リッセ:ホーローゴトクのみ
ステンレスゴトクはモダンで高級感がありますが、焼き跡がつきやすいというデメリットも指摘されています。ホーローゴトクは汚れが落ちやすいというメリットがあります。

違い⑦:点火スイッチとグリルハンドルの素材

デリシアは点火スイッチやグリルハンドルに金属素材を使用しており、高級感のある質感が特徴です。リッセは樹脂素材が中心で、コストパフォーマンスを優先した仕様となっています。
  • デリシア:金属製の点火スイッチ・グリルハンドル
  • リッセ:樹脂製の点火スイッチ・グリルハンドル
見た目の高級感にこだわる方にはデリシアが向いています。

違い⑧:アプリ連携の範囲

どちらの機種も、アプリ調理は「+R RECIPE」を利用します(公式の比較表で両機種とも「対応」)。差が出るのは、オート調理がグリルだけか、コンロも含むかです。
  • デリシア:コンロオートメニューもある分、アプリから任せられる範囲が広い
  • リッセ:+R RECIPEに対応。ただしオート調理はグリル側が中心
※「リンナイStyle」はアプリではなく、リンナイの公式ショップです。

違い⑨:価格

メーカー希望小売価格ではデリシアのほうが高めですが、実際の販売価格(工事費込み)での差は比較的小さくなります。
  • リッセ:工事費込みで約15万円前後(60cmタイプの場合)
  • デリシア:工事費込みで約18〜20万円前後(60cmタイプの場合)
販売店やキャンペーンによって価格は変動しますので、複数社に見積もりを取ることをおすすめします。
デリシアは同じ60cmでも色によって本体価格が変わります。型番ごとの価格はリンナイ デリシア60cm 全10型番の価格と違い|RHS31W38M13RCSTW ほか、色で価格が変わりますに、工事費を含めた総額の目安はビルトインガスコンロ交換の費用相場【工事費込みの総額・安く抑えるコツを徹底解説】にまとめてあります。

デリシアがおすすめな人・リッセがおすすめな人

ここまでの比較を踏まえて、それぞれに向いているタイプをまとめます。
デリシアをおすすめしたい方
料理を頻繁にする方、グリルを週に複数回使う方、オーブン料理や無水調理・低温調理に興味がある方にはデリシアが向いています。また、キッチンに高級感を求める方や、スマートフォンのアプリと連携して便利に料理したい方にも最適です。「せっかく交換するなら最高のものを」という方はデリシア一択といえます。
コンロは10年以上使うものです。最初の数万円を惜しんで後々後悔するよりも、最初から満足できるものを選ぶ方が長期的なコスパは高くなります。
リッセがおすすめな方
一方でリッセがおすすめなのは、グリルをほとんど使わない方、すでに電子レンジやオーブンで十分な調理環境がある方、シンプルな操作性を好む方です。「焼き魚は食べないし、煮物はもっぱら鍋でやる」というスタイルであれば、リッセで必要十分な機能を得られます。
ただし「グリルは今は使っていないが、いいコンロになったら使ってみたい」と思っている方には、デリシアをおすすめします。ザ・ココットを手に入れることで、グリルの使用頻度が劇的に上がるという声が多く聞かれます。

デリシアの最大の強み:ザ・ココットで料理が変わる

デリシアを選ぶ分かりやすい理由は、「ザ・ココットが使える」ことです。リッセでは別売でも使えないので、ここは機種を選んだ時点で決まります。ここでは、そのザ・ココットで何ができるのかを見ておきます。
ザ・ココットは、グリル内・コンロ上のいずれも使える万能鍋です。従来のグリル専用鍋とは異なり、コンロで予熱してからグリルに移すという使い方もできます。この柔軟性が、料理の幅を大きく広げてくれます。
主な調理方法としては、無水調理(野菜本来の水分だけで調理)、低温調理(80℃の低温でじっくり火を通す)、蒸し物、焼き物、揚げ物、炊飯など多岐にわたります。専用アプリには食のプロが監修したレシピが250種類以上収録されており、コンロに送信するだけで火加減と時間を自動調整してくれます。
リンナイ公式サイトのユーザーレビューより、実際に使用している方の声を紹介します。
「ザ・ココットを使い始めてから、グリルの出番が劇的に増えました。無水調理の野菜スープが子どもたちに大好評で、毎週末の定番になっています。ココットひとつで洗い物も減り、後片付けも本当に楽です」
— リンナイ公式サイトのユーザーレビューより
「最初はオーブンがあるからデリシアの機能は要らないと思っていたのですが、ザ・ココットを使い始めてからオーブンをほとんど使わなくなりました。グリル庫内で本格的なオーブン料理ができるとは思っていませんでした」
— リンナイ公式サイトのユーザーレビューより
また、重さ約1.7kgと大型ながら軽量化が実現されており、日常的に出し入れしやすい設計になっています。

リッセのメリット:必要十分な機能とコスパ

リッセを購入した方からも、満足の声が多く聞かれます。公平に評価するために、リッセの良い点もしっかりお伝えします。
リッセの最大のメリットはその使いやすさとコスパの良さです。ココットプレートが付属しているため、グリルでの焼き物調理は十分に楽しめます。油の飛び散りを大幅に抑えるココットプレートのおかげで、グリル後の掃除が格段に楽になったという声が多くあります。
また、トッププレートのお手入れのしやすさもリッセの評価が高いポイントです。バーナーリングとトッププレートを一体化した設計により、隙間に汚れが入りにくく、さっと拭き取るだけで清潔に保てます。
また、リッセにもスモークオフ(グリルの煙とニオイを専用バーナーで焼き切る)、イージークリーン、揺れピタ、消し忘れ消火、レンジフード連動、音声ガイダンス、温度調節、コンロタイマーが入っています(リンナイ公式サイトの機能一覧・2026年9月26日確認)。感震停止や消し忘れ消火など、安全側の主要な機能はリッセにも入っています。
なお、鍋なし検知機能(鍋を置いていないと点火しない機能)は、リッセの機能一覧では非対応です(同日確認)。デリシアにはあります。
実際に使っている方がどこを評価し、どこに不満を持っているかは【コンロ】リンナイ リッセのユーザーレビュー・口コミ(メリット・デメリット)をまとめてみた!にまとめています。

あとから取り戻せる違いと、取り戻せない違い

9つの違いを、この1点で仕切り直すと判断が楽になります。
内容
あとから取り戻せるトースト・ピザプレートや炊飯鍋など、リッセでも別売で買える調理器具
取り戻せないザ・ココット(リッセは非対応)、コンロオートメニュー、ごとくの素材、点火スイッチやグリルハンドルの質感といった本体側の違い
「グリルをもっと使いたい」の中身が無水調理・低温調理なら、ザ・ココットが使えるデリシア(またはグリレ)を選ぶことになります。リッセに別売で足す道はありません。焼き・炒め系のグリル料理が中心なら、リッセに付属するココットプレートで足ります。
また、鍋を火にかけたままコンロに任せて離れたいのであれば、これはデリシアのコンロオートメニューでしか得られません。後から買い足せないのは、ザ・ココットとコンロオートメニューの両方です。

ガスコンロ交換で失敗しない業者選びのポイント

デリシアかリッセかを決めたら、次は「どこで交換してもらうか」という問題になります。ここで業者選びを誤ると、せっかくの高品質なコンロが台無しになりかねません。
なお、いま使っているコンロがまだ使えるのか迷っている場合は、ビルトインガスコンロの寿命は何年?交換時期のサインと正しい業者選びで交換時期のサインを確認してから決めても遅くありません。
ガスコンロの交換工事には、「簡易内管施工士」という資格を保有した作業者が必要です(ガス配管に触れる工事の場合)。この資格を持たない業者が工事を行うのは違法であり、ガス漏れなどの重大なリスクにつながります。
また、水道との接続が必要な場合は「指定給水装置工事事業者」の認定を自治体から受けている業者であることも確認が必要です。
さらに注意したいのが、インターネットの比較サイトやランキングサイトです。実態を明かすと、多くの比較サイトは広告費を多く払った業者が上位に表示される仕組みになっています。「1位=最も優秀な業者」とは限らないことを知っておきましょう。
一括見積もりサービスも、複数の業者にあなたの個人情報が一度に流れてしまうリスクがあります。その後、複数の業者から電話やメールが殺到するという声を多く耳にします。
業者選びで最も重要な確認ポイントは以下の3つです。
施工資格(簡易内管施工士)を保有しているか、会社の歴史・実績が確認できるか、アフターフォローの体制が整っているかの3点を必ずチェックしてください。
これらの観点から信頼性が最も高いのが、東京ガスの機器交換サービスです。東証プライム上場の大手インフラ企業として長期的な存続が期待でき、認定施工会社制度により施工資格の保有が組織的に担保されています。また、個人情報の管理も上場企業基準で厳格に行われています。

まとめ:デリシアとリッセ、後悔しない選び方

デリシアとリッセの9つの違いを比較してきました。最後にポイントを整理します。
最大の違いは「ザ・ココットが使えるか」と「コンロオートメニューがあるか」の2点です。どちらも本体側で決まるので、後から足せません。
価格差は工事費込みで4〜5万円程度ですが、10年間毎日使うことを考えると1日あたり13〜16円の差でしかありません。ザ・ココットを使いたい場合、リッセにあとから足す道はないので、この1日13円をどう評価するかで決めることになります。
ただし、グリルをほとんど使わない方や、すでに充実した調理環境がある方にはリッセでも十分です。ご自身の料理スタイルと照らし合わせて最適な選択をしてください。
そして、機種選びと同じくらい大切なのが業者選びです。施工資格を持った信頼できる業者に依頼することで、せっかくのコンロを安全に長く使い続けることができます。

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