リンナイ デリシアとノーリツ プログレを徹底比較!グリル・機能・価格の違いを解説
この記事を読むと分かること
- デリシアとプログレのグリル方式の本質的な違いが具体的に分かる
- 自分の調理スタイルに合った機種を選び失敗しないための判断基準が分かる
- 購入・設置時に業者選びで失敗しないためのポイントが分かる
リンナイ デリシアとノーリツ プログレは何が違うのか
ビルトインガスコンロのフラッグシップモデルとして、リンナイの「デリシア(DELICIA)」とノーリツの「プログレ(PROGRE)」は、どちらも「ガスコンロの最高峰」として評価されているモデルです。どちらを選ぶべきか迷っている方は少なくないはずです。
自分に合った方を選び失敗した、という声もよく耳にします。「グリルをあまり使わないのに高機能コンロを買ってしまった」「調理のスタイルに合わない機種を選んでしまった」——この記事ではそういった失敗を防ぐために、両機種の違いを具体的に解説します。
まず結論から言います。どちらも「煙・におい対策」に強みがありますが、アプローチが異なります。プログレはマルチグリルの燃焼方式で煙・においを大幅に軽減し、デリシアはスモークオフ機能で煙・においを焼き切る設計です。「グリル調理の後のニオイ残りを極力減らしたい方」はデリシア、「焼き網を使わずプレート調理中心で手軽に使いたい方」はプログレが向いています。
両機種の基本情報
まず、両機種の基本属性を整理します。
リンナイ デリシア: リンナイ株式会社が製造するビルトインガスコンロのフラッグシップモデル。専用調理器具「ザ・ココット」を活用したグリル調理、内炎バーナーによる高速加熱、スマートフォンアプリ連携が主な特長。標準小売価格は両機種とも同等クラスで、想定される販売価格はおおよそ35万円前後(設置工事費別)が目安です。
ノーリツ プログレ: 株式会社ノーリツが製造するビルトインガスコンロのフラッグシップモデル。業界唯一のマルチグリル(上下バーナー方式)による煙・におい大幅削減、外炎バーナーによる広範囲加熱、温度クック機能が主な特長。
最大の違い:グリルの方式が全く異なる
デリシアとプログレの最大の違いは、グリルの加熱方式にあります。ここを正確に理解することが、自分に合った機種を選ぶ上で最も重要なポイントです。
デリシア:「ザ・ココット」が使える従来型グリル
デリシアのグリルは、上面と両側面のバーナーで食材を加熱する従来型の方式です。ただし、デリシア専用の調理器具「ザ・ココット」を使うことで、グリル調理の幅が大きく広がります。
ザ・ココットの概要: ザ・ココットはリンナイの専用調理器具で、無水調理や低温調理など幅広いメニューに対応できます。専用のフタ構造により、食材のうまみを閉じ込めながら調理できるのが特長です。
ザ・ココットを使った調理の幅は非常に広く、無水調理・低温調理・蒸し調理・焼き調理などが可能です。グリル内で低温調理することで、肉のしっとりとした仕上がりが安定して得られます。
ただし、デリシアのグリルを使う際に焼き網を使用したい方にとっては従来通りの使い方ができます。焼き魚を焼き網に乗せてグリルする——という従来スタイルを好む方にも対応しています。
デリシア:スモークオフで煙・においを大幅カットするグリル
デリシアには、グリル庫内の後方に搭載した専用バーナーで、調理中に発生する煙やニオイを焼き切る「スモークオフ」機能があります。
- ニオイ:スモークオフ非搭載のグリルに比べて99%以上カット
- 煙:スモークオフ非搭載のグリルに比べて93%以上カット
リビング一体型のキッチンや、高気密住宅でもニオイ・煙のストレスを抑えやすいのが強みです。
プログレ:マルチグリルで煙・においを大幅軽減
| 項目 | デリシア | プログレ |
|---|---|---|
| グリル方式 | 従来型(上面+両側面)+スモークオフ | マルチグリル(上下) |
| 焼き網 | 使える | 使えない |
| 煙・におい削減 | ニオイ99%以上/煙93%以上カット(スモークオフ非搭載比) | 煙約80%/ニオイ約92%削減(ノーリツ従来品比) |
| 専用調理器具 | ザ・ココット(グリル) | プレートパンL・キャセロールL |
| 低温調理 | ザ・ココットで可能 | 温度クック機能で可能 |
| 調理の多様性 | 無水調理・低温調理など幅広い | 魚・肉・野菜のグリル調理に強い |
バーナー方式の違い:沸騰スピードに差が出る
デリシアの内炎バーナー
デリシアは内炎バーナーを採用しています。炎が内側に向かって燃焼するため、鍋底の中心部に熱が高効率で集中します。その結果、沸騰時間が外炎バーナーと比べて速く、時短調理を重視する方に向いています。
また、内炎バーナーにより鍋底の中心に熱が集まりやすく、湯沸かしなどの時短調理にも向いています。
プログレの外炎バーナー
プログレは外炎バーナーを採用しています。炎が外側に広がる形で燃焼するため、鍋底への炎の当たり方が広く、中華鍋のような大径の鍋や、底面が平らでない鍋にも熱が広く伝わります。丸底タイプの鍋や土鍋のような表面積の大きい鍋を使う方には、外炎バーナーの方が相性が良いというケースもあります。
一方で、内炎バーナーと比べると沸騰時間はやや長めになる傾向があります。「とにかく沸騰を速くしたい」という方には、デリシアの内炎バーナーの方が優れています。
ガラストップの素材の違い
デリシアとプログレはどちらもガラストップを採用していますが、使用しているガラスの素材が異なります。
デリシア: ドイツのショット社の「セランガラス」を使用。セランガラスは低膨張性ガラスで、熱による膨張・収縮が極めて小さく、割れにくいという特長があります。また、トッププレートの裏面にアルミパネルを装着し、バーナーまわりの温度を約69℃ダウンさせる機構を持ち、焼け付きを阻止できます。
プログレ: 耐熱結晶化ガラス(約750℃まで耐熱)を使用。親水性アクアコートという特殊コーティングが施されており、水を含ませると汚れが浮いて、拭くだけで汚れが落としやすくなります。
掃除のしやすさという観点からは、デリシアは「こびりつきにくい」、プログレは「水で流すと汚れが浮きやすい」という違いがあり、どちらが掃除しやすいかは個人の好みによって分かれます。
スマート機能・アプリ連携の比較
両機種ともスマートフォンアプリとの連携機能を持っていますが、それぞれのアプリの持ち味が異なります。
デリシアのアプリ(+R RECIPE): ザ・ココットなどの調理をサポートするアプリ連携が強みです。スマートフォンからレシピを選んでコンロに送信し、火加減や時間の目安を確認しながら調理できます。
プログレのアプリ(つなぐレシピ): 温度クック機能と連携した自動調理が強いです。主にグリル調理や温度管理を要する低温調理を中心にレシピが構成されています。
補足:煙・においの数値比較について
煙・においのカット率は、各メーカーが自社の比較条件(従来機種/非搭載機との比較、食材、調理時間、使用プレート等)で測定した値です。そのため、デリシアとプログレを「同じ条件で優劣比較」するのは難しく、ここでは各機種が公表している特徴として紹介しています。
デリシアとプログレの口コミ・評判
実際のユーザーの声を調査しました。
デリシアの口コミ
「デリシアにして良かった。ザ・ごとくで燻製や炙り焼きができるようになって、料理の幅が広がった。アプリ連携でザ・ごとくが展開する調理が全部自動なので待っているだけでいいのが楽だ。」
— Xより
「コンロ周りに油が飛び散らなくなったのが一番実感があるメリット。ザ・ごとくが蓋の役割をしてくれるので、掃除が楽になった。」
— 購入レビューより
「無水調理や低温調理、煮込みが簡単にできるようになった。ザ・ごとくはコンロ周りの汚れ対策の決定版。検討している方には教えてあげたい。」
— Xより
「波面コンロの見た目が好きでデリシアにした。非常にスタイリッシュでキッチン全体が引き締まった気がする。」
— 購入レビューより
プログレの口コミ
「マルチグリルが本当に便利。魚を焼いても部屋に煙がほとんど出ないし、においも気にならない。以前のコンロと全然違う。」
— Xより
「プログレにして最大の変化はグリルへの投資が雑になったこと。お世話になっている鍋で魚を焼いても、強いにおいが出なくて満足している。」
— 購入レビューより
「13段階の火力調整が細かくて、とろ火調理が楽になった。アプリ連携もシンプルで使いやすい。」
— Xより
「グリルを使った後の掃除が別物のように楽になった。以前のコンロではグリル内部の汚れが面倒で使わなくなっていたけれど、プログレにしてから毎回使うようになった。」
— 購入レビューより
両機種とも高い満足度を記録していますが、ユーザーが満足しているポイントが異なります。デリシアのユーザーは「ザ・ココットを活用した調理」に満足している一方、プログレのユーザーは「グリルの煙・におい削減」に満足しているという傾向が見られます。
デリシアとプログレの選び方:結論
デリシアを選ぶべき人
デリシアは以下の方に特に向いています。ザ・ココットを使った無水調理・低温調理などを楽しみたい方、グリル調理の幅を広げたい方、高級感を求める方に向いています。
また、加熱スピードを重視する方——忙しい平日に早くお湯を沸かしたい方、時短調理を最優先にしたい方にも内炎バーナーのデリシアが向いています。繊細なデザインを重視する方にも、デリシアのスタイリッシュな外観は魅力的です。
プログレを選ぶべき人
プログレは以下の方に特に向いています。魚・肉・野菜をグリルで頻繁に調理する方、マンション住まいで煙・においが気になる方、とろ火調理や細かな火力調整を重視する方に向いています。
詳しく言うと、デリシアのザ・ごとくを使った調理よりも、シンプルに魚や肉をプレートに盛りこんでグリルに入れるだけ、という使い方を好む方にはプログレが合っています。また、中華鍋や土鍋など底つきの鴱を日常的に使う方には、外炎バーナーの広い火力分布が相性良いです。
どちらを選んでも失敗しないためのチェックリスト
| あなたの条件 | おすすめ |
|---|---|
| グリルのニオイ残りを極力減らしたい | デリシア |
| ザ・ココットで幅広い調理をしたい | デリシア |
| 焼き網で魚を焼きたい | デリシア |
| 沸騰スピード・時短調理重視 | デリシア |
| とろ火・細かい火力調整 | プログレ |
| 丸底・底面形状の異なる鍋を使う | プログレ |
| 焼き網を使わずプレート調理中心で手軽に使いたい | プログレ |
| 機能よりシンプル操作 | デリシア |
| アプリ(+R RECIPE)連携重視 | デリシア |
ガスコンロ交換で失敗しないための業者選び
ガスコンロを新しくする際、製品選びと同じかそれ以上に重要なのが「誰に設置してもらうか」です。実際のところ、施工する業者の技術力や資格の有無によって、安全性が大きく変わります。
必ず確認すべき施工資格
ガスコンロの設置・ガス配管工事には「簡易内管施工士」の資格が必要です。この資格を持っていない業者が工事を行うと、ガス漏れなどの深刻な安全上の問題になる可能性があります。
「安さ」だけで業者を選ぶと、無資格業者に依頼してしまうリスクがあります。必ず問い合わせ時に資格保有を確認するか、資格保有を明示している業者を選びましょう。
長期的な安心を買うなら、10年後も存続する業者を選ぶこと
多くの業者が「10年保証」をアピールしていますが、実際にガスコンロが大きな故障を起こすのは購入後12〜13年ほどからです。つまり、10年保証が切れた後で故障が多くなるのです。
また、小規模な業者が10年後も存続している保証はどこにもありません。「10年保証」を信頼するなら、東証プライム上場の東京ガスのような、十年後も確実に存在し続ける大手企業に依頼することでリスクを最小化できます。
比較サイト・一括見積もりサービスの注意点
インターネットで検索すると、引っかかりのよいキャッチコピーで右上がりのサイトが数多く表示されますが、そのランキングは広告費を多く払った業者が上位に表示される仕組みになっていることが多いです。一括見積もりサービスでは、複数の業者に同時に個人情報が送信されます。その後、複数業者からの電話・メールが頻繁に届くこともありますので、慎重に利用しましょう。
信頼できる業者を選ぶ際は、実績・資格保有・会社の安定性の三点を重視して判断することをおすすめします。
まとめ:デリシアとプログレは「グリルの方式」で選ぶ
リンナイ デリシアとノーリツ プログレ、両者の違いを改めて整理すると、最も大きな分かれ目は「グリルの方式」です。
デリシアは従来型グリル+ザ・ココットなどの専用調理器具という組み合わせで、グリルでできる調理の幅が非常に広く、アプリ連携の自動調理も充実しています。一方、プログレはマルチグリルによる煙・においの大幅削減という独自の強みを持ち、グリルを簡単・清潔に使える点で比肩するものがありません。
付け加えると、デリシアは内炎バーナーの高速加熱とザ・ココットなどを使った調理の幅が魅力で、プログレはマルチグリルの煙・におい削減と少ない掃除が魅力です。どちらが個人のライフスタイルに合っているか、上記のチェックリストで確認してください。
購入・設置の際には、施工資格の確認、長期的な会社の信頼性の確認を必ず行い、安心して任せられる業者を選んでください。
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